ブレイドアンドソウル2
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広大な世界を回るため,まずは「軽功」を習得
PC版「ブレイドアンドソウル」から長い年月を経た世界を舞台とした本作では、自身の分身たるキャラクターを作成した後、東洋風のファンタジー世界へと降り立つ。チュートリアルでは、美しいグラフィックスで描かれた風光明媚な景色の中で、親友のアランからPC版ブレソより続く重要な移動アクション「軽功」の使い方を教わることになる。
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軽功の種類は物語の進行に応じて増えていく。その都度使い方の説明が入るので、これはしっかり覚えておこう。フィールドには、軽功を使わないとたどり着けない場所もある。
達成すると有益なアイテムを入手できる「業績」には、ランドマークや石碑の発見もあるので、それらしき場所を見つけたら、練習がてら行ってみよう。軽功が一通りそろった段階で、マップを確認しながらまだ見ぬ場所(マップ上で?マークがついている場所)を回っていってもいい。

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武術大会中、ゲーム内に登場する武器を試すことができる。本作では、武器を持ち替えるとバトルスタイルも変わるので、ひと通り使ってみて、自分に合ったものを選ぼう。ここでチェックすべきは、射程と固有の「特化武功」(詳細は後述)の使い勝手だ。
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ブレソ2の物語は、章立てで進行していく。武術大会の決勝までは「序幕」で、住民からの依頼で動くところから「1幕」がスタートするが、そこから急転直下の展開。
冒険者を助ける「霊交院」の総長、ポルポルとの出会いがあったり、アランの秘密が明かされたりといった衝撃的なイベントを経て、主人公は自身が何者なのかの真実に少しずつ近づいていく。

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移動も狩りも基本はオートにおまかせでOK
ゲームの流れとしては一般的なMMORPGと同様にクエストを受け、それを達成することで報酬を受け取るのが基本となる。画面右上に表示されている受注中クエストをクリックすると目的地まで自動で移動してくれるので、道に迷うことはない。必要であれば戦闘まで自動で行ってくれる。
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ゲーム序盤であれば、メインストーリー関連のクエストをこなしているだけでレベルが上がり、ゲーム内通貨の「金貨」も貯まる。さらに冒険に役立つアイテムももらえるので、サクサク進めてしまおう。
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あまり時間がとれないがゲームは進めたい!といったときは自動狩りモードを活用して稼ぐのも手だ。その際は、雑貨商人から初級回復薬を大量に仕入れておくといい。ブレソ2では「初級回復薬」を自動で使用する(生命力が何%以下になったら使うのかまで決められる)システムが採用されているため、長時間放置する際は必須のアイテムだ。
基本攻撃速度が20%も上昇するバフアイテムのギョウザも、雑貨商人から入手可能。バフアイテムに関しては、ショートカットに入れてから下にスライドさせておくと、バフ効果時間が切れたときに自動で使用してくれる。狩り効率にも関わってくるため、できるだけバフアイテムは使っていきたい。
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なお、アイテムには重量が設定されておりキャラクターが所持できるアイテムの重量には制限がある。さらに上限値の70%を超えると生命力/内力の自然回復がなくなる。90%を超えると走れなくなるなどのデメリットも生じるので、大量にアイテムを購入する際には要確認だ。
「どれくらいの重さになるか計算するのが面倒」と思う人がいるかもしれないが、心配はいらない。購入後のアイテム総重量から購入数を指定できるので例えば、自動狩り用の初級回復薬なら自然回復が可能な「69.9%」以下で購入するのがオススメ!!
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本作における成長要素は多々あるがレベル上げ以外の手段、具体的にはバトルで使う「武功」(スキル)の習得と強化、「剣訣」と呼ばれる能力値の底上げ、装備の強化など、そのほとんどで特定アイテムの入手が必要となる。そのため、本気でキャラクターを育成したいなら、放置狩りだけではなく、一定の間隔でフィールドに湧くフィールドボスやネームドボスを倒したり、「イルの砂時計」に触れるなどして、それぞれのアイテムを集めよう。毎日受けられる「依頼任務」などのクエストをこなすのもいい。
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なお武功は、「武功書」と呼ばれるアイテムを使用することで習得できる。一部の武功書はメインストーリーにあたる「エピッククエスト」のクリア報酬で獲得できるので、まずはそちらを進めていくことをおすすめする。拠点にいる武功商人にお金を払って解決することもできるが、序盤ではかなり高額。アイテムで強化する武器をしっかり決め、無駄がないようにしよう。
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武功がある程度揃ってきたら、自動戦闘で使う「アクティブ武功」をしっかりと吟味しよう。できれば範囲攻撃を入れておきたい。というのも複数の敵が一気に襲い掛かってきてピンチに陥るケースが少なくないからだ。
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冒険中に力尽きてしまった場合は、若干の経験値ロストがあるほか、ごく稀にだが装備品を失うこともある。だが、これらは24時間以内ならお金で回収できるので、それほど怖がらなくていい。
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腕が問われるボス戦では,攻撃パターンの把握が重要
オート機能が充実しているということで、ブレソ2をカジュアルなゲームだと思うかもしれないが、そうではない。ボス戦を体験するとその評価は一変するだろう。
序盤のボスであれば、攻撃はオート機能に任せて、敵の攻撃を手動による移動で回避するだけでなんとかなる。しかし、1幕の終盤辺りになると、回避や武功などのアクションを手動で操作しないと撃破は難しくなってくる。
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難しさの理由としては、まずボスの攻撃力がザコ敵とは段違いなことが挙げられる。一発で生命力の半分を失うこともしばしばで、回復薬の自動使用では到底間に合わない。そのため、相手の攻撃パターンを把握し、こちらが確実に攻撃と回避を行える隙を突くことが基本になる。アクティブ武功の自動使用による攻撃だと、敵の攻撃に関係なく、クールタイムが終わり次第発動してしまうため、そこまでの正確な戦い方は難しいのだ。
ボスのタフさも難度を上げている。アクティブ武功の攻撃力では物足りず、移動で相手の攻撃を回避し続けても、討伐に時間がかかる。途中で回避をミスって負けてしまう可能性も高くなってくるのだ。

では、ソウルパリィの具体的な使い方を説明しよう。まずは直接殴り合わずに、敵の攻撃パターンを観察。緑の予兆エフェクトが現れる攻撃を確認したら、ソウルパリィの準備をし、画面に紋章のような「合」マークが出るタイミング(攻撃の発生)に合わせて特化武功を繰り出す。成功すると通常攻撃のボタンが光るので、アイコンあるいはキーボードの[Q]キーを連打して追撃すればいい。この追撃の攻撃力はかなり高いので、ソウルパリィを何度か成功させれば敵は沈むはずだ。
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ちなみに、使用する武器によって特化武功の効果は異なるが、ソウルパリィのタイミングは同じだ。幸いなことに、ボス戦では負けてしまっても経験値ロストなどのペナルティは発生せず、その場ですぐに再戦できるので、何度も挑戦してタイミングを覚えよう。
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ソウルパリィの注意点としては、緑以外のエフェクトの攻撃に対して出しても、追加攻撃が発生しないことだ。場合によっては特化武功の不発で手痛いダメージをもらいかねないので、色の確認は重要だ。
なお、青色のエフェクトが発生する「見」攻撃に対しては、キーボードの[S]キー(後ろ移動)の2度押し、または通常攻撃の右上にあるアイコンで出す「後方移動」(バックステップ)をタイミング良く合わせることで、ソウルパリィと同じように通常攻撃が変化して追撃が狙えることも覚えておくといい。そして、赤いエフェクトが発生する「殺」攻撃はソウルパリィや後方移動では防げないため、素早く攻撃範囲から離れなければいけないことも忘れずに。
ひと通りの説明が終わったところで、筆者が苦戦したハルム戦と、パーティダンジョン「幻影殿堂」でのガ・ガンテ戦の攻略法を解説しよう。
●対ハルム戦
序幕の大会ではゲストとして呼ばれていた物語上の重要人物ハルムとの戦いは、いわゆるイベントバトル。体力を一定以下まで削ればいいのだが、多彩な動きに苦しめられるだろう。ただ、距離を取るとこちらに近づいてくるので、回復薬をガブ飲みしながら長期戦で倒すことも不可能ではない。たまに暗闇を撒き、周辺を見づらくする技を使うが、落ち着いて後ろに下がれば大事には至らないだろう。
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ソウルパリィを狙うのは緑のエフェクトの後。大きく力を溜めてからの攻撃で、ややタイミングが取りづらい。また、ハルムが力を溜めているときに動き回っていると、相手の攻撃がズレてソウルパリィができなくなることもあるので、慣れてきたら正面で待ち構えるようにすると戦いやすいだろう。
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●対ガ・ガンテ戦
筆者の場合、悪戦苦闘してなんとか倒せた強敵。大事なのは、相手の動きをしっかりと観察することだ。
「幻影殿堂」に登場するガ・ガンテの基本的な攻撃パターンは、通常攻撃4回→叩きつけ→緑エフェクトの攻撃→通常攻撃2回→突き攻撃→通常攻撃2回→叩きつけ→通常攻撃に戻る……といったものだが、たまに変則的な攻撃パターンを見せるときもあるので注意しよう。また、体力が一定以下になると、円形の範囲攻撃やパリィ不可の回転攻撃が追加され、さらに手強くなる。
全体的に大振りな攻撃が多いので、その合間に攻撃をしたくなってしまうが、慣れるまでは緑エフェクト後の攻撃をソウルパリィすることに集中した方がよさそうだ。
いずれのボス戦も、とくに初見では苦戦を強いられたが、力尽きてしまってもすぐに再戦できるためか、心が折れずに試行錯誤を続けられて、個人的には大いに楽しめた。
ちなみに、今回は攻略法をつかむため、あえてストーリーを進める途中で入手できた装備やアイテムのみで挑戦したが、しっかり装備を整えて準備万端の状態で戦えば、難度は変わってきそうだ。
その準備において特に影響が大きそうなのが、「ブレイドアンドソウル」シリーズにおける伝説的な人物たちの「ソウル」を武器にセットできるという、本作ならではのシステムだ。
初見のボス戦は、チュートリアルで装備したソウル1つだけという状態で挑んだが、ソウルパリィを決めてもソウルパリィゲージ(0にすると敵が気絶する)があまり削れず、倒すのに時間がかかってしまった。
ソウルパリィゲージの減り方は、各ソウルについた「ソウル合撃力」によって決まるため、さすがに1つだけでは足りなかったようだ。ソウルを複数装備した別キャラクターで再度挑戦したところ、一発で気絶を奪え、だいぶ楽に倒すことができた。
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ソウルの特性を活かしたビルドの構築は、上を目指すなら避けては通れない要素である。ゲーム序盤では,「ソウルの破片(25個集めると対象のソウルを召喚できるアイテム)」がいくつか手に入る程度なので,ビルド構築まで考える必要はないかもしれないが,やがて重要になってくるのは間違いない。
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ブレソ2は、スマホでも快適にプレイできる充実したオート機能と、豊富なコンテンツや歯ごたえのあるボス戦など、一見正反対にも思える魅力が両立した、メリハリの効いたタイトルといえる。とくにボス戦はアクション要素強めというか、アクションゲームそのものと言いたくなる作り込みなので、本稿を読んで気になった人はぜひ一度プレイしてほしい。

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